☆自己破壊プログラム

インテグレート・ヒーリング(IH) コンセプツ テキストの抜粋

心理学では、セラピーや癒し、目標達成を邪魔するような考えや行いのことを「自己破壊」と呼んでいます。

なぜなら、無意識状態や無意識の力が、あらゆる意識的な努力よりも優位に立っているからです。これはしばしば、堂々巡りの思考や、負けを最初から予想することで実際にその通りになる、というような事態を生みます。

しかし、これは本来、意図されたことではありません。

こうしたプログラムは、もともと無意識が私たちの生存の危機を感じたときに、私たちを守ることを意図して作り上げたものであることが多いのです。困ったことに、何年もたって、それがすでに まったく 必要がないばかりか、私たちの向上を邪魔するようになってしまっているのに、まだ同じプログラムを実行していることがあります。

私達はみな自己破壊プログラムを持っています。私たちは偽りの、あるいは歪められた態度や信念に基づく、こうした破壊プログラムから反応を起こしているとき、自分のしている破壊行動は自分自身の責任ではない、と感じることが多々あります。私たちは、この感情の防御システムのせいで、裏切られたように感じます。

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