☆魂の統合

インテグレート・ヒーリング(IH) コンセプツ テキストからの抜粋

どんな「変化を起こすワーク」でもまったく癒されない。

しばらくの間はよくなっても、また悪化してしまう。

そんな時、ヒーラーからヒーラーへと渡り歩き、常に欠けている何かを探し続けますが、答えを見つけられません。

その人たちは、代わりに、生活の中で何かに依存することで、その隙間を埋めようとしたり、常に感じる欠落感をごまかそうとしたりします。

典型的なのは「私の一部が頭を使って観察しているけれど、感情的な部分に繋がれない」とか、「彼がいなくなったとき、まるで私の一部を持ち去られてしまったようだった」などという言葉です。

セラピーで限られた成果しか得られない大きな理由は、その人の「存在全体」がワークを受けていないからです。

サンドラ・インガーマンは「soul retrieval」の中で『心理療法が作用するのは、ここにいる部分に対してのみ」と言っています。魂のかけらは、多くの場合、「記憶を覆い隠す」ため、あるいは生存をまもるために、その場からいなくなっています。

自分の傷ついた魂を癒すということは、人生の中でも特に有益で、なおかつ広範囲に及ぶ効果をもたらしてくれる行為です。

再び「完全な者」になれば、力を発揮できるようになり、落ち着いて、自分や他人ともっと愛に満ちた関係を持てるようになります。私たちが過去に「完全」だと感じるために必要としていた依存症や悪習、不健全な関係などの自己破壊行為を手放す自由が生まれるのです。

それと共に、力強さと安心感がもたらされて、私たちは、人生に何が起こっていようとも、その瞬間を幸せに喜ぶにあふれて生きられるようになれます。

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