☆インナーチャイルド

インテグレート・ヒーリング(IH)コンセプツ テキスト抜粋

ユングはそれを聖なる子供と呼び、他の心理療法士は真我と呼び、チャールズ ウィットフィールドは内なる子供と呼びました。私たちはみな、インナーチャイルドを持っています。そこに私たちの気持ちが宿り、感情的な自己が存在するのです。私たちは、喜びや悲しみ、怒り、恐れ、愛情といった感情を、ほんの2、3歳の頃に決めた意味付けの範囲内で経験しています。

子供の頃の自分、思春期の頃の自分は、その経験や気持ちを今なお持ち続けており、何十年も後になってから、感情的なトラウマや慢性的な不安、説明のつかない行動や、繰り返し起きる自分を損なうパターン(依存症、憂鬱、人間関係のトラブル、慢性的な不満など)によって、私たちを苦しめます。インナーチャイルドが負った傷は、私たちが大人になってからの生活にも影響し続けることがあり得ますし、実際に影響しています。不安やパニック、恐怖、激怒、見捨てられた孤独感、無力感、混乱、絶望、空しさ、被害者意識などを感じ、愛と育みを必要としているのは、大人の私たちではなくて、インナーチャイルドなのです。

0コメント

  • 1000 / 1000